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生前整理の進め方

生前整理は、本人が元気なうちに、自分の持ち物を減らして分けておくことです。残す物・譲る物を本人が決められるのが、遺品整理との一番の違いです。

先に結論
  1. 書類の置き場所を1か所にまとめる通帳・保険・年金・不動産・契約の書類を集め、置き場所を家族に伝えておきます。
  2. スマホとネットの契約を書き出すネット銀行やサブスクは、家族が気づけない「見えない契約」になりがちです。
  3. 物を4つに分ける残す・譲る・売る・処分。体力の要る大きな家具から始めると、あとが楽になります。
  4. 財産の分け方を決めておきたいなら遺言書エンディングノートは遺言書とは別の物です。自分で書いた遺言書は、法務局に預けられます。

書類をまとめて、置き場所を伝える

亡くなったあと、家族がいちばん困るのは「何がどこにあるか分からない」ことです。次の書類を1か所に集め、置き場所を家族に伝えておきます。

書類そのものを誰かに預ける必要はありません。一覧を紙に書いて、置き場所と一緒に残しておくだけでも、家族の手間は大きく減ります。

スマホとネットの契約(デジタル遺品)

国民生活センターには、亡くなった家族のスマホが開けず、ネット銀行の契約先が分からない、サブスクの請求を止めたいのにIDとパスワードが分からない、といった相談が寄せられています。 次のような準備が勧められています。

IDやパスワードは、ほかの人に知られないよう管理することも大切です。書いた紙は、家族だけが分かる場所に置いてください。

物の分け方

  1. 残す・譲る・売る・処分に分ける迷う物は「保留」の箱に入れ、あとで決めます。
  2. 大きな家具・家電からタンスやベッドの運び出しは体力が要ります。元気なうちに済ませておくと、部屋も広くなります。
  3. 譲る物は、相手に先に聞く喜ばれると思っていた物が、相手には置き場所のない物のこともあります。
  4. 写真・手紙・アルバムは最後に時間がかかる物は、ほかが片付いてから落ち着いて。

遺言書を法務局に預ける

財産の分け方を決めておきたいときは、遺言書を作ります。エンディングノートは家族への伝言をまとめるもので、遺言書とは別の物です。

片付けで出る物の回収

生前整理で出る家具や袋のごみ、紙・布・鉄も、粗大ごみ(家具など)・木・可燃ごみ・紙(古紙)・布(古繊維)・鉄(くず鉄)をまとめて回収します。回収・運搬は、許可を持つ提携会社への委託で行います。 料金は片付ける量で決まる目安で、軽トラック1台分なら5万円からです(正確な額は見積もり・料金の目安)。

大きな家具の処分は品目ごとのページ(ソファ・ベッド・タンス・仏壇)、 家電は品目別の処分方法にまとめています。

よくある質問

生前整理は、いつ始めればいいですか?

決まった時期はありません。大きな家具の運び出しのように体力の要る作業は、元気なうちのほうが進めやすいです。書類の置き場所を家族に伝えることは、今日からでもできます。

エンディングノートに書けば、遺言書の代わりになりますか?

エンディングノートは家族への伝言をまとめるもので、遺言書とは別の物です。財産の分け方を決めておきたいときは遺言書を作ります。自分で書いた遺言書は、法務局に預けることもできます(保管の申請は遺言書1通につき3,900円)。

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出典

確認日: 2026-09-25